覚書

山口智子は、すっごい大人だと思っていた
十数年前に思い描いていた29歳の自分とは程遠くて
まだまだワガママで子供で、オンオフ激しくて、だらしなくて
頭打っては泣いて転んで踏ん張っての繰り返しで
心にも体にも鞭打って
いつまでこんな日が続くんだろうと、ひとり不安になってみたり
思い通りにいかない毎日にイラだったりしつつも

とりあえず生まれてきてよかったと思えるし
ここまで生きれてよかったし
いい恋もしたし、痛い恋もしたし
大好きな世界で仕事もできてるし
幸せ者なんだと思います。

なんだかんだ上手くいって
ふと気付いた時には、ネガティヴ由来だったことを忘れるぐらい
生まれ変わったんじゃないかと思うぐらいの場所にいて。
運の良さはあったかもしれないけど。

そう思うと、痛い思い出も苦しい過去も
今の自分を築き上げた一部なんだと思うと
愛おしく思えたりもするものですね。
根っからの幸せ者じゃなくてよかったかも。

バチバチに傷つけてくれたアノ人もアノ人も
末代まで死ぬまで憎んでやると思っていたアノ人のことも
笑顔で許せる強さが今はあります。


コミュ障で、性格曲がってて、斜に構えるクセが死ぬまで治らなさそうな
こんな私でもここまで来れた。


19歳の私は期待と絶望のど真ん中にいたけど
10年後の39歳、私は何を思ってるのでしょうか。
楽しみ!




29歳と1日目の真夜中。





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私は隠された左手の後ろ側に夢中です。